秋とはいえまだまだ海にも入れる沖縄。
ホテルのビーチなどでは10月まで泳ぐことができますが、水温も低くなり始めるので海もプールもずっと遊んでいると寒さは感じます。
気温も日差しも夏の時期と比べると違いは出てきて、日中は半袖など夏の格好で充分ですが、朝晩は涼しく感じることもあるので薄手の羽織るものは持って行った方がいいです。
秋の気象・混雑具合
9月
9月はなんといっても台風が発生しやすい時期となります。
夏よりも安い旅行費用で行くことができ、観光名所や施設も比較的混雑していないのでゆったりと観光できる時期です。特に子連れで人気の「美ら海水族館」は夏の時期に行くと魚より人の数の方が多いなんてこともありますので、この時期のほうがゆっくり鑑賞することができます。
10月
10月の上旬は中国の大型連休となり、非常にたくさんの中国人観光客が沖縄に訪れます。また、10月・11月は高校などの修学旅行生が多くなる時期なので、ホテルや観光施設によっては混雑しているところもあるので注意が必要です。私は10月上旬に行ったとき、中国人観光客、修学旅行生達と被ってしまった時があり、とても賑やかで混んでいたのですが、その御一行がいなくなったらとっても静かでゆっくり観光できたことがありました。
11月
11月は少し冷えてきますが、シュノーケルやカヤックなどのマリンアクティビティもまだまだ楽しむことができる時期です。
料金は1年の中でも底値の時期なので、安く行けて狙い目です。
平成28年に国内33番目の国立公園と指定された本島北部国頭村にある「やんばる国立公園」では、お子さんが3歳以上であれば川遊びや川エビ採りが体験できるコース、海の自然観察や潮干狩り体験ができるコース、マングローブをカヤックで進むことができるコースなどに参加することができます。
沖縄の海とはまた違った自然を満喫し、体感できる場所となっています。
秋の主なイベント・行事
沖縄では通年様々なイベントが開かれています。
糸満大綱引き(9月)、那覇大綱挽(10月)
8月行われる「与那原大綱曳」、9月に本島南部糸満市で開かれる「糸満大綱引き」、10月の三連休に世界一のわら網としてギネス世界記録に認定されている「那覇大綱挽」と合わせて、沖縄では三大綱引きと呼ばれているくらい沖縄を代表するお祭りのひとつとなっています。
沖縄の綱引きは東と西に分かれて綱を引きあい、五穀豊穣、無病息災などを祈願する行事です。この3つの綱引きの中でも特に「那覇大綱挽」は見応えがあります。
3日間にわたり開催されていて、1日目は那覇国際通りで伝統芸能などのパレード、2日目は国道58号線久茂地交差点で大綱挽が行われます。それに伴い、3日間を通して奥武山公園ではライブイベントや花火大会などがある「RBC市民フェスティバル&アリオンビアパラダイス」が開催されます。大綱引きを応援する地域の旗印である「旗頭」が掲げられ、国際通りを練り歩いてから大綱挽が始まります。
多くの地元民、観光客が集まりますので、このお祭りを見たい場合は那覇市内に宿泊されるのがいいでしょう。
首里城祭
場所:那覇国際通りや首里城
国際通りでは、今や目にすることができない琉球王朝の時代が一大絵巻行列として華やかに再現される「琉球王朝絵巻行列」、首里城では三ヶ寺参詣行幸の行列を再現した「古武行列」を見ることができます。沖縄の歴史を感じることのできるイベントです。
国際カーニバル
場所:沖縄市内
2日間にわたって行われ、外国の方も多く住む沖縄ならではの市民イベントになります。様々な衣装を着て行われる市民パレードでこのお祭りのメインイベントでもある「カーニバルパレード」や外国の方も多く参加する大綱引きなど開催されています。
このような沖縄独特のお祭りに参加されるのもいい思い出になるでしょう。お子さんがまだ学校に通っていない年齢であれば、お休みをずらして秋に行かれるのもおすすめです。