沖縄の春は気温が平均20度前後と暖かくなり、日本で一番早い海開きが行われる場所です。
本島は大体3月末から4月には海開きが行われていて、海開きの日にはビーチによって様々な催し物が開催されます。
3月の主なイベント・行事
東村つつじ祭り
本島北部に位置する東村で「東村つつじ祭り」が開催されます。
およそ5万本のつつじが咲き、華やかな色合いで訪れる人を楽しませています。
期間限定で夜間ライトアップされる日もあります。日本で最も早いつつじ祭りが開催されるのも沖縄ならでは。
おきなわ全島やむちん市
恩納村にあるホテルムーンビーチで「おきなわ全島やむちん市」が3日間開かれます。
50もの窯元さんのお皿や器、カップ、シーサーなど様々な作品が紹介されたり、販売されていたりします。たくさんありますので、お気に入りを見つけお土産にもできます。この他に恩納村の物産コーナー、シーサーの色付け体験なども行われています。
4月の主なイベント・行事
沖縄国際映画祭
毎年テレビでも放送されていますが、吉本興業が協賛のイベントで、「Laugh&Peace」のコンセプトで、このイベントの為に多くの芸能人が沖縄を訪れるので、大変にぎわうイベントになります。沖縄映画祭開催期間中はホテルなどの予約も取りづらくなるので、早めに予約するといいでしょう。
琉球海炎祭(4月上旬)
10000発の花火が音楽とともに夜空に舞い、日本でいち早く夏を味わうことができる「琉球海炎祭」が宜野湾海浜公園トロピカルビーチで開催されます。
エイサー踊りを見ることができ、沖縄民謡や流行の音楽に合わせて花火が上がる様子を楽しむことができます。指定席もありますが、浜辺でシートを広げて鑑賞することもでき、屋台も出ていますので、一足早く夏気分を楽しめます。
5月の主なイベント・行事
那覇ハーリー(ゴールデンウィーク期間)
3日間にわたり那覇新港埠頭で開催されます。
県内最大の行事であるため沖縄ではテレビ中継もされており、また開催時期がゴールデンウィーク中のこともあって地元の方はもちろん多くの観光客も来場するため一大イベントとなります。
ハーリーと呼ばれる舟で漁の安全、豊漁を祈願するお祭りで、ハーリーを漕ぎあって競争するレースが行われるほか、ハーリーの乗船体験や、沖縄県内で活躍されている方の音楽ライブ、夜には花火が上がるなど、様々な催し物が行われるのがこのお祭りです。
この時期はマリンアクティビティがおすすめ
沖縄では春から本格的にマリンスポーツが楽しめる時期になりますが、水温は低く、ずっとビーチで遊ぶのにはまだ少し寒い時期。
そのため、この時期はマリンアクティビティがおすすめ。
沖縄では体験ダイビング、シュノーケル、シーカヤックなど様々なアクティビティができます。
青の洞窟
その中でもおすすめの場所は、本島中部に位置する恩納村真栄田岬の「青の洞窟」。
洞窟の入り口からの太陽の光と透明度の高い海の水が洞窟内の神秘的な空間を作り出しています。
今やダイビングやシュノーケルの人気スポットとなっており、夏の時期はたくさんの人でにぎわうスポットです。春の時期はまだ比較的訪れる人も少ないので、ゆったりと楽しむことができます。
こちらの場所は個人でも訪れることができますが、潮の流れなどがあるのでシュノーケルなどする場合もダイビング会社のツアーに参加して行かれほうが安心。水中カメラなどを持参するとインストラクターが写真を撮ってくれます。
シーカヤック
シーカヤックは、ダイビング・シュノーケルができない小さいお子さん連れ、高齢の方、みんなで楽しめるアクティビティー。
シーカヤックを扱っているマリンショップでは、カヤックが透明になっている物を貸してくれるところもあり、海の中が潜ることなく楽しむことができます。
春の沖縄は穴場!
この時期の沖縄は比較的旅行者も少なく、観光スポットを訪れても夏の時期のような混雑にあたることもなく、旅行代金も夏よりも安く行けるため穴場の時期です。
特にGWの終わった後から6月は、旅行代金が最安値の時期でもあり、安くゆったりと過ごすことができます。