羽田から那覇までを運航している航空会社は
- JAL
- ANA
- スカイマーク
の3社。JAL、ANA共に1日片道12便ずつ運航していて、スカイマークは1日6便の運航です。
ANA・JALとLCCの違いを詳しく説明しますね。
王道のJAL、ANAとLCCの主な違い
ANA・JAL | LCC | |
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運賃 |
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子ども、赤ちゃんへのサービス |
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|
座席の広さ | 広め | 狭め |
※航空会社によって違いあり
運賃の比較
普通運賃はもちろん違いますが、気をつけたいのが小児運賃。
ANA、JAL
普通運賃:片道およそ46,000円
小児運賃:2歳までは無料、3歳~11歳までが半額。
スカイマーク
普通運賃:片道およそ24,190円
小児運賃:1歳までは無料、2歳以上は大人の同料金
つまり行き先や子どもの人数によってもどちらがお得か分かれてくるのです。
一番お得なのは早めに予約すること
スカイマークは、最も安い割引設定である「いま得」という座席の残席数で値段が変わる運賃があり、安い時には9,790円という設定便があります。
JAL、ANAの割引運賃でも最も安いものは11,000円程で購入できる設定便もあります。
つまり、どの航空会社を利用するにせよ早めに予約すれば割引運賃で通常より安く行くことが出来るのです。普通運賃で考えると金額の差が大きく出てきてしまいますが、割引航空券を購入できればJAL、ANAでもそれほど金額に差が出ず購入することが可能となります。
子連れ、赤ちゃんへのサービス内容の比較
値段だけを考えるとスカイマークの方がお得ですが、JAL、ANAと比較すると子連れにはデメリットとなる部分も存在します。
JAL・ANAの方がサポートは手厚い
スカイマークもJAL、ANA同様に、ミルクを持参した場合は作ってくれるサービスがあったり、優先搭乗のサービスも行っていたり、ベビーカーの貸し出しもありますが、JAL、ANAは空の旅を快適にしてくれるシステムや接客が整っていて、子連れにはおもちゃをプレゼントしてくれたり、パシネット(※)が使用できる座席も用意されています。
スカイマークはパシネットの用意はなく、機内での飲み物サービスもありません。お茶なども有料で購入する形になります。ミルクは持参すれば作ってもうことはできます。
スカイマークは搭乗口へのバス移動がある
スカイマークは機内に搭乗する際、搭乗口から飛行機まで大体バスで移動します。
子連れだとこのワンクッションが意外に面倒なのです。
流れで歩いていけるのなら待たずに済みますが、飛行機に乗る際も、降りる際もバスを待ってから乗り込まなくてはいけないので無駄な待ち時間が発生してしまうからです。
子連れの場合、早めに子供を歩かせてあげたいなどと考えている方も多いと思いますが、荷物を持ってバスに乗ってという行程は若干辛い思いをしてしまうでしょう。
座席の広さが違う
座席はJAL、ANAの普通座席より多少狭さを感じてしまいます。
スカイマークは他のLCCよりは座席に余裕がありますが、それでも子供を膝上にのせて乗る場合は特に狭さを感じてしまうでしょう。
スカイマークには通常の座席より広めに設置された「足のばシート」という座席が設けられていて、当日空港でプラス1,000円を払えばこの座席へのアップグレードが可能になります。
優先搭乗できて、機内でのソフトドリンクが1杯無料になる特典もついています。ただし、事前予約はできないとのことなので確約はできないものとなっています。
成田はLCCが2社運航している
ちなみに成田⇔那覇間はバニラエアとジェットスターの2社が運航しています。
こちらのLCCはスカイマークよりもさらに安く行くことが出来ます。
ただし、購入するチケットによって座席が選べるものがあったり、払い戻しの可否、荷物が有料になるかなど、大手航空会社では当たり前にできることに追加料金がかかるシステムになっているので購入する際は注意してください。また、2歳から子供も大人と同額の運賃が必要となりますので、確認が必要となります。
まとめ
夏の時期など、沖縄便が混雑する時期はJAL、ANAとも割引運賃でも高い時期があります。
そんな時は、LCCの方が値段は抑えられるので値段だけで考えるのであれば大変便利ですが、LCCはJAL、ANAの大手航空会社に比べて遅延が発生しやすいといわれていますのでこちらも注意が必要です。JAL、ANAはほとんど定刻出発、定刻到着がしっかりされているので安心感の違いも出てきます。
快適さを優先するか、値段を優先するかでどの航空会社を利用するかを検討されるといいでしょう。